もどかしい残りの砂時計
人の一生は何故神にしか決められないのだろう
誰もが生き続けることを選択し続けるたびに
まわりから人が消えていく 永遠に永久に
これから死する者と
それを知っている者
つらいのはどちらなのだろう
行き先が不安なかの者なのか
思い出しかのこらない影に悲しむ者
置いて行かれて行く 独りになって行く
そんな現実がたまらなく怖い
もし死するものを変われるのなら
私はきっともう二度と誰も失わない
それが出来ない世は残酷すぎて 生きて行けない
俺はどれだけの人に置いて行かれて
どれだけの後悔をすればいいんだろう
みんな通る道なんだからと笑うだろう
俺にはそうは割り切れない
なぜ罪深き俺が生きていて先に逝かなければならないものが
増えて行くのか理解出来ないから。
無力で役立たずなんてさっさと消してくれればいい